日経ウーマン:2023年12月号掲載

「親捨てワーク」のすすめ
自分らしく生きるため


悩みや生きづらさの根本原因は「実親」との関係にあるかも !?
大人にこそ必要な「親の影響」からの解放!

という特集記事で、親子の法則に記載の親捨てワークをご紹介いただいています。

こちらに関連した記事は日経xwomanにも掲載していただいておりますので、内容転載いたします。


「親捨てワーク」のすすめ
自分らしく生きるため

悩みや生きづらさの根本原因は「実親」との関係にある!?


親に悪気はなくても、子どもの頃に受けた否定的な言動が心の呪縛となって、それが生きづらさや悩みの原因になっていることも。
「親捨てワーク」で親の影響から脱却し、自分らしい人生を取り戻そう。

誰でも親の影響を受ける

 自己肯定感の低さや人間関係に悩む人に向けて、ライフコーチの三凛さとしさんが人間行動学をベースに考案した「親捨てワーク」。
“親捨て”といっても、捨てたいのは親ではなく親から受け取ってきた価値観だ。

大人にこそ必要な「親の影響」からの解放!

「親子関係に問題を感じている人だけでなく、なんとなく生きづらさを感じている人にもおすすめしたい」と三凛さん。「誰しも多かれ少なかれ親の影響を受けています。
特に幼少期に受けた親のネガティブな言動や価値観の押し付けは、自己肯定感に影響し、生きづらさの原因になりやすい」。ワークでは8つのステップで親に対する感情的なしこりを言語化していく。

親の否定的な言動を事実と感情とに分けて捉え直すことで、親の呪縛から解放され、自分らしく生きられるようになります


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日経xwoman:2023年11月17日掲載

「親捨てワーク」のすすめ
自分らしく生きるため


親に悪気はなくても、子どもの頃に受けた否定的な言動が心の呪縛となって、それが生きづらさや悩みの原因になっていることも。
「親捨てワーク」で親の影響から脱却し、自分らしい人生を取り戻そう。

誰でも親の影響を受ける

 自己肯定感の低さや人間関係に悩む人に向けて、ライフコーチの三凛さとしさんが人間行動学をベースに考案した「親捨てワーク」。
“親捨て”といっても、捨てたいのは親ではなく親から受け取ってきた価値観だ。

「親子関係に問題を感じている人だけでなく、なんとなく生きづらさを感じている人にもおすすめしたい」と三凛さん。「誰しも多かれ少なかれ親の影響を受けています。
特に幼少期に受けた親のネガティブな言動や価値観の押し付けは、自己肯定感に影響し、生きづらさの原因になりやすい」。ワークでは8つのステップで親に対する感情的なしこりを言語化していく。

親の否定的な言動を事実と感情とに分けて捉え直すことで、親の呪縛から解放され、自分らしく生きられるようになります

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女子SPA!:2023年11月15日掲載

「食事中は私語禁止」厳しい実父に子どもを預けるのが不安。
自分と同じ思いをさせたくないけれど…



親子関係心理学の専門家でコーチングやコンサルティングしている三凛さとし氏。著書『親子の法則人生の悩みが消える「親捨て」のススメ』では、人生の9割は「親との関係」で決まる、と人格形成においていかに親の影響力があるかを説いています。 恋愛、夫婦関係、仕事、お金…など、現代社会を生きる女性たちは様々な悩みを抱えています。その悩みの根幹には、親子関係や過去の自分が少なからず影響しているのでしょうか? コーチングプログラムなどを通して、これまで何万人もの方の、人生好転の手助けをしてきたという三凛氏に、悩める女性のリアルなお悩みに答えてもらいました。

厳しい父親が苦手……自分にもしてきた古い教育方針で子どもにも接していて心配です。

写真はイメージです。(以下同じ)

相談者:女性・45歳・会社員

「仕事が忙しい時期は、自分の両親が子どもを見てくれているのですが、父親の子どもに対する接し方が厳しく、気になっています。『オシャレより勉強』『食事中は私語をしない』など、古い価値観や教育方針で子どもと接するので、悪影響が出ないか心配です。自分も父親から厳しく育てられて嫌な思いをしたこともあり、自分の子どもには同じ思いをさせたくないと思ってしまうのです。 でも忙しい時は親を頼らざるを得ない状況で、心苦しいですが預けてしまっています。近くに住んでいて離れるのが難しい上に、両親は孫育てに積極的に関わりたいようで、無下(むげ)にもできず…。もちろん、面倒を見てくれることに感謝はしています。父親へ子どもに厳しく接しないようにしてもらうには、どうしたらよいでしょうか」

問題は自分の中にある「親へのわだかまり」

――親に子どもとの接し方を変えてもらうというのは、可能なのでしょうか?

三凛さとしさん(以下、三凛)「基本的には難しいかなと思います。もし相談者の方が直接親と向き合い『自分の教育方針とは違う』と話せるなら話し合った方がいいとは思いますが、おそらく生きてきた前提が違うので、親の価値観は今さら説得しても変わらない可能性が高いです」

――では、やはり親に子どもを預ける以上、状況を変えるのは難しい……?

三凛「そうですね。子どもを親と関わらせたくないのであれば、別のところに預けるという方法を選ばざるを得ないでしょう。 ただ、この話は、親と孫の関係性ではなく、相談者の方自身の親に対する思いに問題があると思われます。まずは、相談者の方が親との関係を改善することが先決かなと思います」

ネガティブな出来事からメリットを探し出す

――親から厳しくされたことに対して、嫌な思いをしたと感じているようですが、このような親へのわだかまりをどうすれば解消できるのでしょうか?

三凛「親に対して恨みやわだかまりを抱えている時は、親捨てワークをおすすめします。親にされたことをネガティブな方向からだけではなく、ポジティブな方向からも見てメリットを見つけていきます。

例えば、オシャレがしたい時期に父親から『見た目なんかよりも勉強しろ』と言われたとして、その時は『ひどい』と思ったかもしれませんが、勉強をしたおかげで良い大学に入れた等といったメリットがあったはずです。同じ出来事からデメリットだけを見出すのではなく、メリットもあったんだということに気づくと、認知を変えることができ、親への恨みも和らいできます」

――親とのわだかまりが解消できれば、子どもへの影響に不安は感じにくくなる…?

三凛「自分の子どもがおじいちゃんと接することを嫌がっているなら別ですが、そうでないのであれば、子どもたちに不満はないのかもしれません。おじいちゃんの教育によって子どもも良い学校に入れたり、礼儀正しくなったりすれば、実はそれもメリットとも考えられます。 自分の親にとっては、孫の世話ができることは喜びで、親孝行にもなっているかもしれませんし、ここでも違う角度や立場から見て認知を変える必要があるでしょう」

まずは感謝を伝える。伝わらないなら実践している姿を見せて

――ちなみに、親と教育方針について話し合うことになった場合、気を付けるべきことはありますか?

三凛「まずは子どもの世話をしてくれていることに関して、感謝を伝えましょう。そして冷静に話し合うことです。否定せず、『こうしてほしい』と提案する形がベスト。

ただ、相手は自分の教育方針が正しいと思っているので、なかなか変われない可能性が高いです。言葉で伝わらない場合は、自分が子どもと接する姿を見せて、行動でわかってもらうのも良いかもしれませんね」

親に嫌な思いや不信感があっても、見方を変えてみると、実は悪いことばかりではない可能性も。
違う角度から物事を見てみると、意外と悩みも解消へと近づいていくのかもしれません。

<三凛さとし 文/女子SPA!編集部>


Yahooニュースにも転載されました!


※Yahoo!ニュース、マイナビ子育て等、多数のニュースサイトに掲載されました。

マイナビニュース:2023年10月17日掲載

金持ちの「定義」を3千人に調査、年収? 資産? みんなの意見が明らかに


serendipityは10月11日、「お金持ちのイメージ」に関する調査結果を発表した。調査は9月28日、全国の20~70歳未満の男女3,000人※を対象にインターネットで行われた。※5歳刻みの男女各150人

調査結果は以下の通り。まず「お金持ちの定義は何ですか」と聞くと、「年収1,000万円以上」(36.0%)、「保有資産が1億円以上」(20.5%)、「年収3,000万円以上」(17.7%)、「保有資産が5億円以上」(16.5%)と続いた。

お金持ちの定義は何ですか

次に「お金持ちや資産家のイメージは良いか」と聞いたところ、「わかならい」(45.3%)と答えた回答者が約半数を占めた。

お金持ちや資産家のイメージは良いか



さらに「お金持ちや資産家に対してどのようなイメージがありますか」と尋ねると、「わがまま・放漫」(39.5%)、「ズル賢い」(33.2%)、「性格が悪い」(32.2%)がトップスリーだった。

お金持ちや資産家に対してどのようなイメージがありますか


<その他メディアにも記事掲載>

Mapionニュース

BIGLOBEニュース

au Webポータル、Rakuten Infoseek News、msnニュースにも転載


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よろず~ニュース:2023年10月23日掲載

「わがまま・傲慢」「悪いことをしている」散々な“お金持ち”の印象
それでも9割近くは「お金持ち」希望


写真はイメージです。

 お金持ちといえば、映画やドラマの世界ではしばしば意地悪で卑劣な人物として描かれがち…。

 親子関係心理学の専門家・三凛さとし氏はこのほど、全国の20歳以上70歳未満の男女3000人を対象に「お金持ちのイメージ」について調査し、その結果を公開。約26%がお金持ちに「悪い」というイメージを抱いていることが分かった。

 お金持ちや資産家に抱くイメージを聞くと、45.3%が「分からない」と回答。「良い」(28.5%)と「悪い」(26.2%)はほぼ同率となった。同調査では「分からない」という回答について「(お金持ちや資産家を)得体の知れない存在として認識していることが示唆されます」と分析した。

 ここで「悪い」と回答した787人に、具体的なイメージを調査。最多となったのは「わがまま・傲慢」(39.5%)で、それに次いで「ズル賢い」(33.2%)、「性格が悪い」(32.2%)が続いた。また、「グレーなことをしている」(30.2%)、「人を蹴落とす」(29.5%)、「怪しい」(21.1%)、「何か悪いことをしている」(18.0%)など、あたかも「お金持ち=悪人」であるかのようなイメージを持っている人も一定数存在した。

 ただ、その一方で全回答者に「今よりもお金持ちになりたいか」と聞いた調査では、4割弱(38.8%)が「とても思う」と回答。「思う」(23.6%)、「やや思う」(22.9%)と合わせて、9割近く(85.3%)が今よりもお金持ちになりたいと思っていることも明らかになった。(合同会社serendipity調べ)

三凛さとし「親子の法則」

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サライ.jp:2023年10月21日「自身の虐待経験と親子連鎖」についての調査リリースの内容が掲載

【家族のかたち】
「うるさい、しゃべるな!」ネグレクトで育った私が子育ての中で娘を無視してしまう理由


写真はイメージです。

昭和、平成、令和と時代が移り変わるのと同様に、家族のかたちも大家族から核家族へと変化してきている。本連載では、親との家族関係を経て、自分が家族を持つようになって感じたこと、親について思うことを語ってもらい、今の家族のかたちに迫る。

小学3年生以下の子どもの放置を“虐待”と位置付け、禁止するという条例改正案が一時埼玉県議会で可決され、問題になった(現在は撤回)。この改正案は、放置の定義があまりにも世論とかけ離れていたことで多くの物議を醸していたが、その一方でこども家庭庁がまとめた「令和4年度 児童相談所における児童虐待相談対応件数(速報値)」では、子どもが親などから虐待を受けたとして児童相談所が相談を受けて対応した件数は21万9170件で過去最多となっているという現状もある。

合同会社serendipityでは、20歳以上50歳未満の子持ち男女全国4,000人を対象に「自身の虐待経験と親子連鎖」についての調査を実施(実施日2023年3月29日、有効回答数:20歳以上50歳未満の子持ち男女全国4000人(男女各2000人)、インターネット調査)。調査では、「未成年期に虐待(※1)を受けたことはあるか?」との問いに、男女とも9割弱は「受けていない」と回答した一方、「自分自身が受けていた」(男性:9.2%、女性:11.7%)や「自分自身は受けていないが、兄弟姉妹が受けていた」(男性:2.7%、女性:1.4%)と回答した人が1割超いることが判明している。

今回お話を伺った静香さん(仮名・42歳)は現在、夫と2人の子どもと暮らしている。静香さんが小さいときには虐待という言葉を知らず、当時のことを「少しずつ、母親のことを嫌いになっていった」と振り返る。

(※1)虐待の定義は、厚生労働省の「児童虐待の定義」参考

母親はパチンコ依存だった


静香さんは福岡県出身で、両親と7歳上に姉のいる4人家族。福岡で暮らしていたのは小学校3年生まで。両親の離婚で、母親と姉との3人で母方の祖父母の暮らす兵庫県に引っ越している。しかし、その数か月後に父親も3人を追いかけてきており、結局4人で暮らしていたという。

「両親が離婚するときにどっちと暮らすかを選ばされて、父親は仕事ばかりであまり接点がなかったので母親を選びました。最初は祖父母の家で暮らしていたのですが、なぜか父親とまた一緒に暮らすことになり、祖父母の家の近くのアパートで4人で暮らしていました。

父親が帰って来たときに、両親はやり直したんだって思っていたのですけど、2人は離婚したままでした。離婚する前も後も2人はケンカばかりしていて、結局父親はフェードアウトするように家に帰って来なくなりました」

父親が帰って来なくなってから、家のお金は極端に無くなった。父親は離婚後も養育費などのお金は渡していたものの、母親のギャンブルでそのお金が消えていたのだ。母親は離婚理由を「相手の暴力」と静香さんに言ったが、静香さんは母親のギャンブルのせいだと今も思っている。

「母親はパチンコばかりしていました。結婚していたときは専業主婦だったのに家に母親がいることは稀でした。私は母親に用事があると近所にあったパチンコ屋に母を探しに行っていたこともあります。

離婚後も母親は働いていなくて、父親から、そして祖父母からの援助で生活していたと思います。それだけでも生活はギリギリなのに、パチンコをするから余計に……。いつからか学校で必要なものがあると、アルバイトをしていた姉に相談するようにもなっていました」

母親は唯一残った私にも冷たかった

年々母親と姉の関係が悪化していき、姉は高校を卒業後に家を出てしまう。それでも姉と静香さんの関係は良好のまま続いていたが、姉が結婚したことがきっかけで、姉との関係は途切れてしまったという。

「働き出した姉に母親はお金の無心を続けていました。姉も断ればいいのにそれでも母親だからと貸していたんだと思います。でも、それをよしとしなかったのが姉の夫でした。姉の夫は母親や私との縁を切れと迫り、姉はそれに従いました。

姉が結婚後も私とは連絡を取り合っていたのですが、『もう何もできない。ごめんね』と言われました。姉は幸せそうだったから、あのときはそれでよかったんだと思います」

母親と2人きりの生活を「しんどかった」と静香さんは振り返る。静香さんが中学、高校時代を振り返ってみても母親とのいい思い出は一切ないという。

「母親らしい姿なんて見たことないのに、それでも母親像を求めてしまうんですよね。高校のときはもう諦めていましたけど、中学のときは学校のことを相談したら親身になって話を聞いてくれるかなとか、思っていました。でも、母親から返ってきた言葉は『うるさい』。母親とはただ一緒の空間にいただけです。自分の生活は祖父母からもらったお金でしていました。

母親は料理もしない人だったんですけど、冷蔵庫に作り置きの料理があったことがあって、私は嬉しくなってそれを食べたときには、『勝手に食うな!』って怒られましたから」

写真はイメージです。

小学3年生以下の子どもの放置を“虐待”と位置付け、禁止するという条例改正案が一時埼玉県議会で可決され、問題になった(現在は撤回)。この改正案は、放置の定義があまりにも世論とかけ離れていたことで多くの物議を醸していたが、その一方でこども家庭庁がまとめた「令和4年度 児童相談所における児童虐待相談対応件数(速報値)」では、子どもが親などから虐待を受けたとして児童相談所が相談を受けて対応した件数は21万9170件で過去最多となっている。

合同会社serendipityでは、20歳以上50歳未満の子持ち男女全国4,000人を対象に「自身の虐待経験と親子連鎖」についての調査を実施(実施日2023年3月29日、有効回答数:20歳以上50歳未満の子持ち男女全国4000人(男女各2000人)、インターネット調査)。調査では、「未成年期に虐待(※1)を受けたことはあるか?」との問いに、男女とも9割弱は「受けていない」と回答した一方、「自分自身が受けていた」(男性:9.2%、女性:11.7%)や「自分自身は受けていないが、兄弟姉妹が受けていた」(男性:2.7%、女性:1.4%)と回答した人が1割超いることが判明している。

孫という存在が一度は母娘をつないでくれた

姉と同じく、早く家を出たかった静香さんは高校卒業後にアパレルブランドの販売員になり、当時付き合っていた年上の男性と同棲を始める。その男性と結婚とはならなかったが、別れた後も一度も実家に戻ることなく、26歳のときに4歳上の男性と結婚した。

「最終的には母親の顔を見るだけでイライラするようにまでなってしまっていました。母親のため息が聞こえると、こっちのほうがため息をつきたいよと心の中でずっと暴言を吐いていましたね。暴言は心の中だけなので、表面上はただ会話がないだけです。向き合うのも嫌だったから。

早く死んでほしいとも思っていました。そんな願いは通じず、私が高校を卒業してから結婚するまでの間に祖父母や父親が亡くなりました。母親だけが元気な状態でした」

結婚してすぐに静香さんは妊娠し、無事女の子を出産する。慣れない子育てに、周囲に誰も頼れる人がいなかったこともあり、静香さんは母親に頼ってしまったという。「絶対に役に立たない」との予測は大きく裏切られる。

「子どもができたときには姉は旦那さんとともに地方で暮らしていて、そして夫には父親しかいなくて、本当に誰にも頼れなかったんです。そこまで仲の良い友人もいませんでしたから。

母親とは社会人になった後に何度もお金を借り来られていましたが、何度かそれを繰り返した後に突っぱねたのでそれっきり。結婚したことも伝えていませんでした。だから、久しぶりに実家に電話したときは、緊張で声が震えてしまったほどです。

母親は孫の誕生をとても喜んでくれて。母乳が出ないことなどの相談にも乗ってくれました」

母親と向き合ってもらえなかった私は、今子どもと向き合えない

孫を介しての母親との和解を経て、今までで一番母親との関係は良好だった。心配していたお金の無心もなかったという。しかし、そんな関係は半年も経たずに終わってしまう。

「母親が亡くなってしまったんです。くも膜下出血で、実家で1人のときに……。やっと母と娘になれそうだったのに。

大嫌いな状態のままでいなくならなかったことが唯一の救いですかね。姉とは険悪なままだったので、葬儀のときの姉は何とも言えないような顔をしていたから」

静香さんは現在2人の子どもの子育てを継続中だが、下の息子との関係は普通なものの、上の娘との関係はうまくいっていないという。

「娘が思い通りの行動をしてくれないとイライラしてしまって、娘を避けてしまうんです。娘と向き合ってケンカをするのが怖くて……。下の子と違って、娘は言いたいことを遠慮なく言ってくるタイプなのですが、嫌われたくない思いから言い返すこともできずに、結果無視をしてしまっていました。そして、今は娘からも無視されていて、あのときの母と私の状態にそっくりなんです。やっぱり子育ての部分も遺伝するのでしょうか」

冒頭で紹介した調査では、「虐待は親から子へ連鎖すると思うか?」という質問もあり、虐待経験の有無にかかわらず「連鎖すると思う」(自身または兄弟姉妹が虐待を受けていた男性:45.1%、自身または兄弟姉妹が虐待を受けていた女性:47.3%、虐待を受けていない男性:45.6%、虐待を受けていない女性:57.1%)と回答した人が「連鎖するとは思わない」(自身または兄弟姉妹が虐待を受けていた男性:20.3%、自身または兄弟姉妹が虐待を受けていた女性:22.3%、虐待を受けていない男性:21.4%、虐待を受けていない女性:11.8%)という回答を大きく上回っている。


いい行動、悪い行動を含め、親の影響を子どもは受けて成長する。静香さんは母親が嫌いだった過去から、子どもに嫌われたくないという思いが強いように感じる。暴力などの虐待と違い、ネグレクトは周囲に発見されにくい。静香さんのように精神的な放置を含めると実数はもっと多いだろう。



取材・文/ふじのあやこ
情報誌・スポーツ誌の出版社2社を経て、フリーのライター・編集者・ウェブデザイナーとなる。趣味はスポーツ観戦で、野球、アイスホッケー観戦などで全国を行脚している。


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まいどなニュース:2023年10月18日掲載

男女3000人に聞いた「お金持ち」の定義…
年収1000万円以上はお金持ちだと思う?


「お金持ち」の定義とは? ※画像はイメージです(illustAC)

みなさんは「お金持ち」の定義といわれたらどのようなことを思い浮かべますか。全国の20歳以上70歳未満の男女3000人(5歳刻みの男女各150人)に聞いたところ、最も多かった回答は「年収1000万円以上」でした。また、お金持ちや資産家のイメージについては、「わがまま・放漫」「ズル賢い」などに回答が集まったそうです。

合同会社serendipity(東京都渋谷区)が、「お金持ちのイメージについての調査」と題して2023年9月にインターネットで実施した調査です。

日頃、お金に関するストレスを感じているか(出典:合同会社serendipity 調べ)
今よりもお金持ちになりたいですか(出典:合同会社serendipity 調べ)

調査によると、全体の78.2%が「日頃、お金に関するストレスを感じている」(とても感じている28.9%・やや感じている25.6%・感じている23.7%)と回答。



そこで、「今よりもお金持ちになりたいですか」と尋ねたところ、85.3%の人が「お金持ちになりたいと思う」(とても思う38.8%・思う23.6%・やや思う22.9%)と回答しました。

お金持ちの定義は何ですか(出典:合同会社serendipity 調べ)

次に、「お金持ちの定義」を2つまで選んでもらったところ、「年収1000万円以上」(36.0%)が最多となったほか、「保有資産が1億円以上」(20.5%)、「年収3000万円以上」(17.7%)、「保有資産が5億円以上」(16.5%)、「年収1億円以上」(15.8%)となり、「年収1000万円以上」以降はバラつきが目立つ結果となりました。

ちなみに、「2021年分民間給与実態統計調査」(国税庁)によると、給与所得者のうち、年収が1000万円以上の人は全体の4.9%ほどいるそうです。

お金持ちや資産家のイメージは良いですか(出典:合同会社serendipity 調べ)
金持ちや資産家にどのようなイメージがありますか(出典:合同会社serendipity 調べ)

さらに、「お金持ちや資産家のイメージ」については、約半数が「わからない」(45.3%)と回答したものの、「良い」(28.5%)と「悪い」(26.2%)はほぼ同率の結果となりました。

また、お金持ちや資産家に対して「悪いイメージを持っている」と答えた787人に対して、「どのようなイメージがありますか」と複数回答可で聞いたところ、「わがまま・放漫」(39.5%)、「ズル賢い」(33.2%)、「性格が悪い」(32.2%)、「グレーなことをしている」(30.2%)、「人を蹴落とす」(29.5%)、「怪しい」(21.1%)、「何か悪いことをしている」(18.0%)などが挙げられ、「お金持ち=悪人」であるかのようなイメージを持っている人が一定数いることが分かったそうです。

   ◇  ◇

【出典】
▽合同会社serendipity 調べ

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ITmedia ビジネスONLiNE:2023年10月16日掲載

年収1000万円の人はリッチ?
「お金持ちの定義」を調査


 消費者は「お金持ち」の定義をどのように考えているのか。全国の20~70歳未満の男女に質問したところ、最も多かったのは「年収1000万円以上」(36.0%)であることが、コンサルティングなどを手掛けるserendipity(東京都渋谷区)の調査で分かった。

serendipityは、全国の20~70歳未満の男女を対象に、「お金持ちのイメージ」について調査した(画像はイメージ)
お金持ちの定義は何ですか?(出所:プレスリリース、以下同)

 次いで「保有資産が1億円以上」(20.5%)、「年収3000万円以上」(17.7%)、「保有資産が5億円以上」(16.5%)、「年収1億円以上」(15.8%)と、「年収1000万円以上」以降はバラつきが目立った。

お金持ちや資産家のイメージは良いですか?



 お金持ちや資産家に対して悪いイメージを持っている人に、どのようなイメージがあるかを聞いた。最も多かったのは「わがまま・放漫」(39.5%)、次いで「ズル賢い」(33.2%)。以下「性格が悪い」(32.2%)、「グレーなことをしている」(30.2%)、「人を蹴落とす」(29.5%)、「怪しい」(21.1%)、「何か悪いことをしている」(18.0%)など、お金持ちは悪人であるかのようなイメージを持っている人が一定数いることが分かった。

金持ちや資産家にどのようなイメージがありますか?

 一方で、自身がお金持ちになりたいかという質問に対し、38.8%が「とても思う」と回答。「思う」(23.6%)と「やや思う」(22.9%)を合わせると、9割近くが今よりもお金持ちになりたいと思っていることがうかがえた。

今よりもお金持ちになりたいですか?

 今回の調査は、全国の20~70歳未満の男女を対象にインターネットで行った。調査日は9月28日、有効回答数は3000人。

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OTONA LIFE:2023年10月15日掲載

「お金持ちは違法なことをしている」!?
酷いイメージを持たれる原因は?


物価上昇が止まらない昨今。食費を削ったり、意図的に貯金をするようになったりと、お金との向き合い方について、考え直す機会が増えた人もいるのでは。今回は誰もがうらやむ「お金持ち」についてのアンケート調査の結果が判明。お金持ちって年収いくらから? お金持ちのイメージって? 世間の声を紹介します。

お金にまつわるアンケート調査

お金の話題はどのような時代でも尽きないものだ(「合同会社serendipity」調べ)

 合同会社「serendipity」が2023年9月28日に行ったインターネット調査(調査機関:Freeasy)には、20歳から70歳までの全国に住む男女3000人が参加。「日頃、お金に関するストレスを感じているか?」という質問に対し、「とても感じている」「やや感じている」「感じている」と回答した人の割合を合計すると、8割弱を占めることがわかった。

約9割の人が「お金持ちになりたい」と感じている(「合同会社serendipity」調べ)


さらに「今よりもお金持ちになりたいか」という質問には、4割弱の38.8%の人が「とてもそう思う」と回答。「思う」「やや思う」と回答した人と合わせると、約9割の人が「お金持ちになりたい」と感じていることが明らかになった。一方で「思わない」よりも「まったく思わない」と回答した人が多く、今の資産で“十分すぎる”と、感じている人も一定数いるようだ。

お金持ち=違法なことをしている?

「年収1,000万円以上」が最も多い回答となった(「合同会社serendipity」調べ)

 「資産家」と呼ばれる人々の定義は、保有資産が1億円以上ある人といわれているが、今回のアンケートでは一般の人が考える「お金持ちの定義」についても調査。すると、最も多かったのは「年収1,000万円以上」(36.0%)で、「保有資産が1億円以上」と回答した人を上回る結果に。なお、国税庁が発表している「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、給与所得者のうち年収が1,000万円以上の人は全体の4.9%だという。

『どうせ違法なお金儲けをしているんじゃないの…?』と、思ってしまうのは、なぜなのか(「合同会社serendipity」調べ)



アンケート調査の中で、お金持ちや資産家に対してネガティブなイメージを持っている人が一定数いることも判明。その人たちから寄せられた声を見てみると、「わがまま・放漫」というイメージを抱いている人が39.5%と最も多く、ついで「ズル賢い」「性格が悪い」など、お金持ち=悪人のような印象を受けている人が一定数いることがわかった。

親子関係心理学の専門家・三凛さとし氏は「現代社会では悪徳マルチ商法や、転売ヤーなど、違法なお金の稼ぎ方をしている人々がSNS上で注目され、社会現象となっている」と指摘。「お金持やお金稼ぎに対するイメージを社会全体が見直し『社会貢献とお金稼ぎは必ずセットなんだ』という、本質を捉えてほしい」と呼びかけている。

出典元:【合同会社serendipity/PR TIMES

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